人工知能と仕事減少と社会保障費増大とベーシックインカム
人工知能によって仕事がなくなるというのは随分前から言われていることですが、
その断片を感じることが最近身近に。
最近出会った人の以前のお仕事は派遣の事務。
ですが、システム導入により仕事がなくなり派遣契約更新なしとなったとのこと。
例ですが、
派遣事務10人必要だったのが、システム導入により、コストは
システム+システムオペレーター1人
になるということですね。
更に進むと、システムオペレーターが人工知能になればコストは、
システム+システムオペレーターAI (システム、AI管理会社メンテナンスコスト)
になります。
そして今、AIはいよいよ開発加速段階に。
見ました?グーグルホーム
日本発売 Google Homeのファーストインプレッション 2017年10月6日
・・・欲しいですね。
ともかく、人工知能の発展がこのまま進めば、
ネットやPC上でのシステム動作はAIでできるようになりそうです。
それにロボット開発技術も加われば・・・、
人間がやっている仕事はロボット+AIに
置き換わっていくわけで、
仕事は減るのは目に見えています。
当然それに伴って、人間の方は所得が減少していくでしょう。
一方で、先進国の社会保障費増大問題は、人口分布とそれに合わせて作った税制によって起きている問題なので、税制を変えるか、人口分布を変えるかしかありません。
人口分布は、移民取り込みなどをしない限り、変えることはできませんので、
税制を変えるのがよりスムーズに進めるでしょう。
ただし、一つ問題があります。
税制だけを変えると、その制度に合わせて役所の仕事が増えることになり、税率アップとともに、人件費アップとなってしまいます。
税率アップ+人件費削減 とならなければ、税収の効果的な増大は見込めません。
ですので、ここでも新たなシステムに活躍してもらいたいところです。
「ブロックチェーン」です。
ブロックチェーンとIBMメインフレームで物流業務の効率化を実現
このブロックチェーン技術導入により、年金支払い記録、税収の記録を簡素化し、役所の仕事を大きく削減できれば、社会保障費をより有効に得られ、その活用方法も大いに検討できることでしょう。
さて、
皆さんこの段階でお気づきですよね?
役所からも間違いなく失業者が出ます。
技術革新により仕事がなくなる人が大勢いるのです。
収入がなくなるわけですから、何らかの仕事をしなければならないのですが、
AIやシステムに置き換わる「作業」系の仕事では、いずれ無くなるのは時間の問題です。
”クリエイターしか生き残れない時代”
という言葉がありますが、全ての人がクリエイターになれるとも思いません。
胡散臭いといわれているベーシックインカムですが、
それにより多くの人が救われるのではないでしょうか。
ベーシックインカム、私は賛成ですね。
以上