h-tg2’s diary

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global warming から climate change へ

皆さんは最近、環境問題関連の表示が、global warmingからclimate change に変わったのをご存知でしょうか。

 

warmingである理由付けは様々なデータから検証されていましたが、

結論、

良くわからない、または、寧ろ寒冷化しているというデータが

示されてきております。

 

ですので、最近は環境問題を論じるときに、

global warming ではなく、climate changeとなっているんですね~。

以下は一例であり、全ての記事を参照したわけではないのですが、

ロイター通信内でもglobal warming よりもclimate changeのほうが現時点で記事が多くなっております。

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ロイター通信記事内サーチ

・global warming→6,304 Results

www.reuters.com

・climate change→21,053 Results

www.reuters.com

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そして最近では、欧州の自動車をEV化させる動きが活発となっておりますね。

jp.reuters.com

 これは

climate change に関連する動きですが、

EVがclimate change をどの程度減少させるかは不明です。

電池は様々な材料から作られています。

リチウム、ニッケル、コバルト、アルミ、セパレーターには樹脂、電解質石油化学合成で作られている有機物です。電池のケースもまた金属です。

 

と、いうことは、ガソリン車をやめたところで資源掘削はなくなりません。

資源掘削に伴うCO2排出ももちろんあります。

 

石油掘削が、

ニッケル、コバルト、アルミ、その他の金属の掘削に代わるだけなので、EVが大量普及すると、世界中の鉱山を掘りつくす可能性すらあります。

 

さあ、ではどうすれば良いか?

 

会社員時代には、ここから先の問題にはどう考えても憂鬱な未来しか想像できなかったのですが、会社員を辞め、組織の枠を出て新しい感覚で世界を見渡してみると、

見えなかった情報が入ってくることから、もう一つの未来が開けそうな、気がしています。

 

人類が地球上で快適に暮らすために必要なのは、大きく絞って以下2点ではないかと思っています。

 

①人が快適と感じられ、人として創造的な活動を行えるのに十分なスペース(空間)

②「必要」とされていると感じる他者(人だけでなく動物、植物)との適切な関係性の構築と継続

  ー動物/植物との関係性については、快適さを与えるものという意味合いのほか、食料としての意味についても最適な関係性を構築する必要性有

 

資源問題は鉱山に住む動植物を追いやっている点については、②に関わってきます。(不毛の場所であればあてはまりませんが)

 

また、人口が爆発的に増えたならば、①に関わってきます。

 

そして、増大した人間がより多くのものを求めれば②を著しく影響することになります。

 

人類が地球上で快適に暮らす上では、①②を維持したいところです。

 

climate changeにより、①を失う人々が大勢いることには着目すべきです。

 

資源破壊がどれほどclimate change に影響を与えているかの判断は、非常に難しいところです。地質学を以て資源分布とその移動経過を追って、気象学を以てその間の異常気象情報を整理し、アウトプットして始めて、どうかが言えるでしょうね。

 

では今どうすればいいんだ?

 

という声が聞こえてきそうですが、

 

今こそ②を熟考した上で行動に移すべきではないかと思いますね。

 

資本主義による発展が悪いということではありません。

爆発的な発展を経たのちは、寧ろ成熟した資本主義へ移行したいと思いますよね?

 

リサイクルシステムについて

 

石油掘削にしろ、EV用材料の資源掘削にしろ、それを自然に帰すシステムを作れば、うまく回っていくという理想があります。

 

石油の場合は、横展開として使えるものがほんとに多かったんですね、

樹脂はほんとに便利です。そして最後はアスファルトになって道路として活躍してくれました。でもアスファルトは残念ながらすぐには自然に戻りません。

 

これからEV用の資源が大量に掘削されると思いますが、その資源は電池と姿を変え、使用された後に、きちんと分解、分別され、再利用するシステムが欲しいところです。

 

電解質とセパレーターについては残念ながら再利用は難しいと思いますが、金属くらいはきちんと分別し再利用するシステムが欲しいですね。

 

電池を作る会社同士の企業争いをしているうちに、全ての問題は先送り、climate change問題もEVの必要性へと議論がすり替えられ、グダグダになりそうなので、

大きな知を以てさっさと最適な電池の情報を共有化し、低コスト、高効率で作り普及の道筋をつけた上で、早くリサイクル最適化に取り掛かったほうが良いかと思います。

 

人類の持続可能な繁栄には①②が重要なのですから。

 

食料問題について

 

動植物との適切な関係が必要だと先に述べましたが、食料としてのそれを考えるべき時が来ていると思います。

食べすぎで病気になる人間が多いのは既知です。「作りすぎ」であるのは否めません。

人が健康に、人としての創造的活動を以て幸せを享受するのに十分な食料、動植物との関係がいかなるものか、考えてみるのは挑戦的です。

農学、医学、倫理学、哲学 等各方面からの知見が必要でしょう。

 

 

まとめ

 

今声高に叫ばれているclimate change に対し、

解決策をすぐに講じるのは現実には難しいと思います。

 

ですが、各個人がそれぞれに①②について考え、行動することは可能です。

 

情報がすぐに手に入る今、

climate changeについての報道に恐れ、ミスリードされるのではなく、

一人一人各々で、責任を持って自身が納得のいく決断をし、

行動することが大事だと思っています。

 

Enjoy your life!