h-tg2’s diary

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75歳以上の老人向けに医療用大麻の解禁の案


NHKスペシャル 老人漂流社会「団塊世代 しのび寄る“老後破産”」

 

このような映像を見ると、毎度思うのが、老人向けの医療用大麻の解禁の案。

 

年をとり、あちこち痛いと言いながら死を待つのと、少しでも楽しく待つのと、どちらが良いのでしょうか。

もちろん、楽しみを見つけなさいとか、孫を可愛がることを生きがいにしなさいとか、綺麗なことは言えますけどね、でもね、選択肢を増やしても良いとは思うんですよね。

 

とはいえ、その年でばりばり仕事をされている老人も居る事ですし、摂取を許可するには、一定の条件を設ける必要があるとは思いますが。

 

ちなみに、こんなニュースもあります。NPO法人医療大麻を考える会より

ナスダックの下位市場に所属するNemus Bioscience社は、自社のテトラヒドロカンナビノール(THC)のプロドラッグ(体内で代謝されてTHCとなる)が日本で特許を取得したと発表した。October 22, 2015http://iryotaima.net/wp/?page_id=2754

素早い動きですね。恐れ入ります。

 

去年はこんなニュースも出ていました。

www.huffingtonpost.jp

www.nikkeibp.co.jp

以下の部分は興味深いです。

実は、イスラエルは医療大麻の研究調査では世界的なパイオニアとして知られている。1960年代にヘブライ大学のラファエル・メコーラム教授(医療化学博士)が、大麻に含まれる60種類以上の成分の中から精神活性作用のあるTHC(テトラヒドロカンナビノール)を初めて抽出した。続いて同大学のルース・ガリリー名誉教授(免疫学博士)が、大麻のもう1つの主成分のCBD(カンナビジオール)に抗炎症性や抗不安作用があることを発見したのである。

 

つまりは、THCCBDが配合された薬を作れば良いということになるかもしれません。

 

現在出回っている精神安定剤を作っている製薬会社との壮絶な闘いが予想されます。軍配はどちらに上がることやら・・。

 

 

THCとCBDが配合された薬を作るメーカーが既存の製薬会社との闘いに敗れたとして、それでもなお、選択肢は欲しいもの。

 

大がかりな手術が必要ではありますが、以下のような方法もあります。

でも残念ながら開発途上。以下のリンク中の映像ではパーキンソン病に対する治療(?)として紹介されています。

国防総省DARPA)は2014年から、兵士の心的外傷後ストレス障害PTSD)治療と、戦場におけるストレスを軽減し能力を向上させることを目的とした、脳へのマイクロチップ移植プログラム「ブレインマシン・インタフェース」を推進してきた。

www.keyman.or.jp

こちらは脳の神経回路に物理的に作用をもたらすもののようです。

 

多くの高齢者が毎日を生き生きと過ごせる社会になれば、世代間ギャップなんて感じないのではないかと思ったりします。

ただ、高齢者が生き生きと過ごすために、現役世代から税金を搾り取れ!という社会はごめん願いますが。手術より、医療用大麻の方が、コストは少なそうに見えます。

 

ちなみに、75歳以上というのは、特定の根拠はありません。

大麻は若い人の脳には有害なようなので、できるだけ高齢者という制限は必要と思っています。

 

以上